カニみそ

カニみそが美味しいカニはどれですか？

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カニみそが美味しいカニはどれですか？

　お酒を飲む方の中で蟹味噌（そのまま食べるだけでなく、焼いてもおいしいですね）が好きな方はたくさんいるとは思いますが、もちろん、お酒を飲まれない方でも蟹味噌はやはりおいしいですよね！ビール（注ぎ方や保存方法などによっても味が変わってしまうといわれています）のお供にすれば、楽しくおいしくビールが飲めちゃいます。

　ちなみにですが、蟹味噌という名前ではありますが、蟹（言わずと知れた高級食材ですね。特にタラバやズワイは高価でしょう）の脳みそでは決してなくて、蟹（種類によって大きさや味がかなり違います）の内臓部分の事を言います。ご存じの方にはそんなの当たり前だと、怒られちゃうかもしれませんね、すいません。

　数種類ある蟹の中で、一番蟹味噌（タラバガニや花咲ガニのカニミソはおいしくないといわれています）がおいしい蟹はどの蟹（食べる時はどうしても無口になってしまいますね。殻から身をとるのに集中してしまうせいでしょう）なのか調査してみたところ、様々な方の意見も聞いてみたのですが、どうやら毛ガニが一番蟹味噌がおいしいようです。

　蟹味噌は「毛ガニ（全身に短い剛毛が生えており、淡赤褐色なのが特徴です）の命！」とまでおっしゃっている方も、中にはいらっしゃいました。毛ガニは北海道の各地で１年を通じて獲れますが、絶品の蟹味噌を頂く為には狙い目の時期があります。

　それは、流氷が過ぎ去ったあとの解禁日。

　この時期が、最も毛ガニ（北海道の代表的な名産品で、身やカニミソがおいしいことで知られています）の蟹味噌がおいしい時期になるのです。また、毛ガニは蟹味噌だけでなく、足も美味しいです。特に、足の付け根の部分の身は、すごく肉厚で食べごたえがあります。毛ガニの身は繊維質で甘みがあり、しつこくないため、食べ続けても飽きないと言われています。高たんぱくでカルシウムもたくさん含まれているのですし、かつ低脂肪なのでたくさん食べても大丈夫です。

　毛ガニ（全身に短い剛毛が生えており、淡赤褐色なのが特徴です）の身が一番おいしくなる時期としては、８月～３月頃までが旬だそうです。いままでちょっと蟹味噌が苦手だったなぁと思っていた人も、ぜひ一度毛ガニの蟹味噌（色はいかにも味噌という感じですが、実際には脳みそではなく、消化器官です）を食べてみて下さい。蟹味噌独特の磯の香りや臭みがなく、さわやかな感じとなめらかな舌触りで、今まで苦手だった方も毛ガニ（北海道では、資源保護のために、甲長８ｃｍ以上のオスのみを漁獲しています）の蟹味噌を食べてから蟹味噌が好きになったと言う方がたくさんいらっしゃいます。

　カニが今ひとつ好きじゃない方も、是非一度、毛ガニにチャレンジしてみて下さい。

　もしかすると、あなたの人生が変わってしまうかもしれませんよ。

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